DQ9はDSで2007年発売決定

順当と言えば順当、意外といえば意外、そんな感じの決定ですね。

前から「一番売れているハードで出す」と公言していましたから、それなら携帯機でだしないさいよという声も多かったとは思います。しかし「大作RPGは据置機で」といった固定概念みたいなものが存在していて、無意識にその選択は無いだろうなと思ってしまっていました。

そういった背景を考えれば、なかなかの英断だと思います。そもそもRPGはじっくり腰を据えてやるゲームというよりは、毎日ちょっとづつ進めてその過程を友達と話し合ったりするゲームです。むしろガチガチのアクションゲームのほうがじっくり腰を据えてやらないとプレイ不可能である事を考えれば、「RPGカジュアルゲーム」という図式は自ずと見えてくるわけですね。今でもこういった客観的な判断が躊躇無くできてしまう堀井氏の感覚には驚かされます。

これでDSには本格的にRPGのラインナップが強化されていくことになります。DQ9FF13のようにいつ出るのかわからないような代物ではなく、2007年中にはだせる状態にあるということですしね。

RPGファンの追い風にのって『世界樹の迷宮』も売れてくれれば良いんですけど、それは都合の良い話ですかね。