世界樹の迷宮

これはアトラスの新作3DダンジョンRPGです。公式のWebサイトでもいまいちゲームの概要が掴めない感じがしますが、ゲーム自体はかなり完成に近い状態で出展されていました。発売日も1月18日に決定したようですね。

このゲームの大きな特徴は自分でダンジョンのマップを書きながらゲームを進めるという所にあります。このマップ画面というのは上のゲーム画面と殆ど独立していて、戦闘中もマップを修正したり、ゲームオーバー状態でもマップの編集ができたりと、本当に手元の方眼紙でマップを書きながらやっているような雰囲気でした。

そしてこのマップを書くのが意外に楽しい。ほんとに方眼紙をチマチマ塗っていく感覚で、マス目が塗りつぶされていく時のなんともいえぬ快感というんですかね。パズルゲームやっているような感じすらしてきますが、これは是非体験して実感して欲しい所です。

さらにもうひとつの売りは、キッツいゲームバランス。行列に並んでいる時も前のプレイヤー達がばったばったと倒れてゲームオーバーしていきます。それこそ半分ぐらいゲームオーバーじゃなかったかな。一番最初に出会う敵ですらヒットポイントの半分ぐらい持って行ってしまうので、運が悪ければ一戦目で死者がでる可能性もあるでしょう。最初からちゃんとパーティー編成をしっかりやっておかないといけませんね、ごり押しで進められそうな雰囲気はゼロです。

TP(スキルを使用するのに消費するマジックポイントみたいなもの)が無くなったらすぐ街まで戻って宿で回復する必要がありますね。宿代は確か8enぐらいで、敵が落とす小動物の骨とかそんなんが6enとかで売れるので、宿代はすぐ稼げるようなバランスにはなっています。注意深く進めば序盤でゲームオーバーする事はないと思います。

ただ進めていくうちにどんどん後戻りできない状態、或いは後戻りするかもうちょっと進んで宝箱を取るか否か、という選択を迫られる事はもはや必然です。想像するだけで失禁しそうです。